ガールスカウトは、「少女と女性の可能性を最大限に伸ばすこと」を目的に活動する社会教育団体です。
1910年にイギリスで創設以来、現在150の国と地域に約1000万人の会員がいます。日本では1920年に活動がはじまり、2020年に100周年を迎えました。
全国約4万人の会員が、その可能性に挑戦しながら、自らの手でよりよい社会・未来を創っていくことを目的に、ガールスカウトの理念である、「やくそくとおきて」「活動の3つのポイント」を大切にしながら活動しています。
自分の可能性を発見し、「主体的に生きる」ことを身につけます。
さまざまな人々とともに行動し、互いを尊重する心を育てます。
自然との調和を学び、豊かな感性を養います。
<就学1年前>
豊かな感性をもつ
自然のなかで、五感を使った体験を楽しみ、完成をはぐくみます。
<小学1~3年生>
自分を表現する
友だちとともに今までより少し難しいことや新しいことにを体験して、「自分にできること」を増やしていきます。
<小学4~6年生>
仲間と協力する
集団で活動することから、仲間と協力することの楽しさや大切さを学び、思いやりの心をはぐくんでいきます。
<中学生>
自分を見い出す
自分で考え、目標をたて、それに向かって努力する過程を大切に積み重ねていきます。
<高校生>
責任ある立場で自分を生かす
自分が身につけたことを他の人にやくだてられるよう、ガールスカウトの仲間や地域の人とともに活動します。一人の世界市民として、自ら考え、行動していきます。
成人 <18歳以上~>
創造的な生き方を目指す
少女たちの育成だけでなく、新しい自分への挑戦、よりよい未来をつくるための活動をします。 日々、成長する少女たちを叱咤激励しながら、自らも多様な価値観(異年齢・職業・地域・国籍)の女性たちの中に身をおくことで、視野を広げ、考えを深め、気づきを増やし、新たな可能性を見出していきます。
保護者の皆さまには、ガールスカウト活動の目的を理解して、家庭でのバックアップをお願いしております。
スカウトたちは様々な活動に出かけて行きますが、どの活動もすべて意味のある活動です。スカウトたちを元気よく送り出して下さい。
ガールスカウト活動を支えているのは、運営委員と保護者とリーダーです。
運営委員は保護者の中から互選された方々になっていただき、団を順調に運営していく為の仕事を分担していただいています。保護者が協力し子どもたちの活動資金を支えるためのバザー、様々な団行事を行う際のお手伝いをお願いすることがあります。
また、リーダーは、各都道府県連盟等が主催するリーダー養成講習会を受講し資格を得て、少女達の指導にあたっています。(講習会は18才以上の女性なら誰でも受講することができます。)
子どもたちを取り巻く大人たちが常に情報交換をし、皆で協力して円滑な活動を行っております。子どもたちが、楽しくよりよい活動を行えるよう、皆さまのご協力を、何卒よろしくお願いいたします。